【雑記】WoTにCPUパワーは必要なのか
結論から言うと、WoTで高いFPSを出すにはCPUパワーは非常に重要な要素です。
あなたがゲーミングノートを使っていたり、PCショップで組み立て済みのデスクトップを買っていないのなら、CPUの交換が面倒なのはよく知っていることでしょう。
大抵の場合、CPUを買い換えようと思ったときには、マザーボードも換えなければならないし、メモリや記憶デバイスより良いものが売られていたりします。
マザボを換えるということは配線もやり直しになります。
CPUにグリスを塗ってクーラーを取り付ける。
ついでにOSをインストールし直したり、環境を整えるには半日以上潰すことになります。
その半面、グラボは簡単です。
抜いて差す。 他にやったとしてもドライバを入れるくらい。 大抵はそれだけで終わります。
WoTにCPUパワーが必要なのか2013年から何度か調べたことがあります。
2012年頃からWoTはマルチコアに対応しているとか、していないとか、巷では言われていました。
WoTをマルチコア処理すると謳ったツールもその昔出回りました。
2018年現在、WoTは1コアを主な計算に使用し、1コアをGPU連携に使用、他のコアには雑多なタスクしか使用されません。
これはローンチ時にデュアルコアを超えるCPUを使用するユーザー層が、とても少なかったためです。
CPUの大きなタスクはUI表示内容の計算、物理演算やライトティング、特殊エフェクトの計算に用いられます。
現状、これは1つのコアで行われます。
つまり、4コアでも8コアでも大した優位性はありません。
1コアあたりの動作周波数の高さがものを言います。
「でも、結局ゲームなんか良いグラボ積んどきゃCPUなんかどうでもいいよ」
と誰かは言うかもしれません。
しかし、少なくとも今のWoTは違います。
※今後、マルチコア最適化を進めていくとアナウンスは上がっています。
記事の最後に動画を貼っておきます。
グラボを交換し、「どれくらいfpsが上がったかな」と画面の左上を眺めたことがある人は少なくないはずです。
私の経験上、グラボだけの交換だと「まあこんなもんか...」って思いでが多いです。
今回、丁度CPUとグラボの交換時期が被ったので、同じグラボでもCPUの差でどれだけFPSに差が出るか、厳密ではありませんが見てみました。参考までに御覧ください。
RTX2070を2つのCPUで動作させたのでFPSの値を参考までに載せておこうと思います。
■グラフィック設定「ウルトラ」 (スナイパーモードで細かな草を表示しない)
■i5-4670K(定格) & RTX2070
・アーケード:70~90fps
・スナイパー:120~140fps
■i7-9700K(定格) & RTX2070
・アーケード:90~130fps
・スナイパー:140~170fps
■i7-9700K(5GHz OC) & RTX2070
・アーケード:120~180fps
・スナイパー:200~260fps
また、今後のアップデートでマルチコアを効率よく使用するアップデートが加えられるようです。
CPUがボトルネックになっている環境なら、このアップデートでfpsが改善されることでしょう。